秋季鹿児島県大会決勝は鹿児島実vs神村学園。

鹿実先発は左腕の立本颯。試合が動いたのは3回。神村学園は4番阿次富の2点タイムリー三塁打などで3点を先制。5回にも2番金城、5番渡邉のタイムリーなどで3点を追加し6-1と試合を優位に進める。

5点を追う鹿実は7回、8番岩下丈、1番山下馨矢、代打中島翔のタイムリーで一挙4点をあげ5-6と1点差に詰め寄ると、8回には再び8番岩下丈がタイムリーを放ち6-6の同点とする。

試合はその後、鹿実エース吉村陸矩、神村学園 中里、金城両投手の好投により、延長14回まで無得点で進む。引分再試合かと思われた延長15回表、神村学園は二死満塁から2番金城の三塁タイムリー内野安打、3番羽月の二点タイムリーで3点をあげ9-6とする。その裏鹿実もランナーを出し粘りを見せたが一歩及ばず。死闘を制した神村学園が優勝。鹿実は鹿児島県2位で九州大会へ進むこととなった。