2013年7月22日(月)県立鴨池球場
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
鹿屋工 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 |
鹿児島実 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | X | 9 |
【投手】
鹿屋工 :橋口、村山 - 川原
鹿児島実:横田、福永 - 中島
▽本塁打 福永(実)
▽三塁打 横田 2、仮屋(実)
鹿実 終盤の逆転劇
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出場メンバー
<鹿児島実業>
- ⑥松下
- ④住田
- ⑧1福永
- ①7横田
- ⑦8大迫
- ② 中島
- ⑨ 仮屋
- ③ 今坂
H 久木迫
3 矢野 - ⑤ 長倉
戦評
県立校の意地だった。鹿屋工は、強豪私学の鹿実相手に六回まで2点のリードを奪った。終盤に逆転され決勝進出を逃したが、主将奥は「勝てた試合だったので悔しい。でもチームの目標である『吉田野球』は見せられた」と胸を張った。
部日誌の表紙にかかれている「吉田野球証明」。監督名を冠にしたタイトルは、「先生と自分たちがやっていることは間違いない」という自信の表れだ。秋、チーム発足時に全員で話し合って決めたという。
その自信は指揮官も同じだ。吉田公一監督は「左打者が並ぶ鹿実には左の橋口がいい」。この日はエース村山でなく、軟投派の2年左腕を送った。この作戦が見事にはまり、途中までは完璧な試合運びだった。
吉田野球の代名詞である「フルスイング」を武器に春、夏4強入りを果たしたナイン。今大会、打率5割超の3番小能は、最終回に1点をたたき出し、「『最後まであきらめるな』という先生の教えを守れた」。ナインは感謝し尽くせない気持ちを伝えるように、何度も何度も指揮官を胴上げした。
(南日本新聞)
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