1990年夏(第72回) 全国高校野球選手権 鹿実戦績

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1回戦 ○9-0 日本大学山形高等学校

高校名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
鹿児島実 2 0 3 0 0 0 0 4 0 9
日大山形 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

投手

鹿児島実:
上園
日大山形:
松田→萩生田→笹原

本塁打

鹿児島実:
内之倉
日大山形:

春センバツでベスト8入りし優勝候補にも挙げられていた鹿実は初戦で日大山形と対戦。

初回に2点、3回に3点、8回に4点と得点を重ねる。またスラッガー内之倉隆志のポール際に飛び込むホームランも飛び出した。投げては上園達二が日大山形打線を散発2安打に抑え完封。9-0で勝利を収める。


2回戦 ○4-3 高知市立高知商業高等学校

高校名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
鹿児島実 1 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 1 4
高知商 0 0 0 1 0 0 0 0 2 0 0 0 3

投手

鹿児島実:
上園
高知商:
近沢→水田→橋本

本塁打

鹿児島実:
宮下
高知商:
橋本

強豪高知商業との二回戦。鹿実は初回、先頭打者の主将宮下正一が初級を捉えレフトスタンドへのホームラン。初回先頭打者初級ホームランは68年ぶり2度目。この偉業は宮下以降甲子園で出ていない。

試合は鹿実が3-1で迎えた9回裏、高知商に2点を取られ3-3の同点に。延長12回表に鹿実が1点を勝ち越し、4-3で勝利を収める。


3回戦 ○4-2 松山商業高等学校

高校名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
鹿児島実 0 0 1 0 0 0 3 0 0 4
松山商 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2

投手

鹿児島実:
上園
松山商:
山本→三好

本塁打

鹿児島実:
内之倉
松山商:

勢いにのる鹿実は3回戦で松山商業と対戦。

鹿実は2回、竹脇賢二がチーム初ヒットで出塁。その後、四球と犠打で2死2・3塁のチャンスを作る。ここで薗田雄一郎が痛烈ならライナーを放つも、セカンドのファインプレーに阻まれ先制のチャンスを逃す。

しかし、3回鹿実は2死2塁で3番関文明が放った三遊間の打球をショートが一塁に悪送球。宮下正一が先制のホームを踏む。

続く6回2死2塁のチャンスで上園達二がセンター前にヒットを放ち2塁ランナーがホームを狙うもセンターの好返球に阻まれ追加点を逃す。

松山商業は6回裏、4番亀井のライト前ヒットなどで2点をとり逆転する。

追いつきたい鹿実は7回、1死から2番福山、3番関文明の連続ヒットで1死1・2塁とする。ここで4番内之倉隆志が左中間にスリーランホームランを放ち、4-2と逆転に成功する。

松山商業は9回、ランナーを出すも最後の打者がダブルプレーに倒れゲームセット。鹿実が4-2で勝利を収め春センバツに続きベスト8進出を収める。


準々決勝 ●3-4 西日本短期大学附属高等学校

高校名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
鹿児島実 0 0 0 0 1 0 1 1 0 3
西日本短大付 2 0 1 1 0 0 0 0 x 4

投手

鹿児島実:
上園
西日本短大付:
中島

本塁打

鹿児島実:
内之倉
西日本短大付:
後藤

ベスト4進出を狙う鹿実は西日本短大付属と対戦。

初回、鹿実先発上園が捉えられ2点を先制される。続く3回、4回にも1点ずつとられ0-4と苦しい戦いが続く。

8回には内之倉隆志の今大会3本目のホームランが飛び出すもここまで。最後まで西日本短大付属のアンダースロー中島を打ち崩せず鹿実は3-4で敗戦を喫してしまった


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1990年夏鹿実メンバー

  1. 二 宮下正一 ③(NKKー鹿実コーチー鹿実監督)
  2. 中 福山 ③
  3. 遊 関文明 ③
  4. 三 内之倉隆志 ③(福岡ダイエーホークス)
  5. 一 竹脇賢二 ②(新日鉄名古屋)
  6. 右 俣瀬直樹 ②(大阪ガス)
  7. 左 坂留隆志 ③
  8. 捕 薗田雄一郎 ③(三菱重工長崎)
  9. 投 上園達二 ③ (三菱重工長崎)
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